【50度洗い】の方法でお肉を洗ったらどんな効果が?|実際にやってみました!

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パックに入った鶏肉

スチーミング調理技術研究会代表の平山一政さんが考案された「50度洗い」
10年ほど前にテレビで紹介されてから、度々メディアで取り上げられていますね!

「50度洗い」とは、その名の通り50度のお湯で肉や野菜、果物などの食材を洗う事を言います。
50度のお湯で洗うと、肉は汚れや臭みが消えスッキリとし、野菜も汚れがよく落ちシャキッと蘇るとの事。

50度洗いの効果を確かめるべく実際にやってみると、お肉は酸化した匂いが消えスッキリ、サッパリ!
冷蔵庫でしなびた葉物野菜もピン!と蘇りました!

今回は、50度洗いの効果と実際に50度洗いの方法で洗ったお肉などを、やり方や正直な感想を含めご紹介します!

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50度洗いの効果

「50度洗い」考案者の平山一政さん出演の動画です。(2:11までが「50度洗い」についてです)

お肉の臭みが消えたり、野菜がシャキッとするのは分かったけど他にはどんな効果があるの?

50度洗いのその他の効果としては以下のことが挙げられています。

  • お水に比べ、泥などの汚れが落ちやすい
  • 雑菌が減るので日持ちする
  • 野菜や果物の甘みが増す

肉や魚は臭みが消え、野菜はみずみずしくなり日持ちする。果物は酸味が抑えられ、甘味を強く感じると言う報告もあります。

これだけでもかなりの効果ですよね!

これは『ヒートショック』と言う現象によって細胞の気孔が開き、そこに水分が入っていくため新鮮な状態に戻ろうとするためと言われています。

では、次は実際のやり方です。

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50度洗いのやり方

まずは、下のどちらかの方法で50度のお湯を用意しましょう!

50度のお湯の作り方
  1. ボウルに沸騰したお湯と同量の水を入れる(お湯1:水1)
  2. 給湯器の温度を55度〜60度に設定してボウルにお湯を溜める(※火傷に注意です!)
    ※給湯器を使う場合は、設定温度を最初から50度にするとボウルに入れた時に温度が下がってしまいます。

温度計があると便利だね!

菌の繁殖を防ぐため、食材を入れた時の温度が42度〜43度にならないように注意しましょう!

次は、食材を洗います。食材によって時間が違いますよ!

基本のやり方は、ボウルに作った50度のお湯の中に食材を入れて洗いますが、以下の時間を目安に肉や魚は優しくこすり洗い、葉物野菜などは振り洗いをしましょう!

時間
4〜5分
1〜3分
葉物野菜10〜20秒
根菜類2〜3分
果物2〜3分
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実際に、50度洗いの方法で洗ったお肉と野菜

鶏肉

ガラスのボウルに入った鶏もも肉
before

50度のお湯に入れた直後

50度のお湯の中に入った鶏もも肉

⇩表面をこすり洗いした4分後

濁ったお湯の中に入った鶏もも肉
after お湯が濁っています

洗い終わった鶏もも肉
臭みなし!匂いを嗅ぐと、
洗う前と後の違いがハッキリと分かります

鶏もも肉を洗った後の濁ったお湯
この濁りに臭みや汚れが落ちています

冷蔵庫にあった春菊もやってみました

少しクタッとなった春菊
before  クタッとしています

50度洗い20秒

水分を含んでシャキッとした春菊
after 1本1本がシャキッとしました
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50度洗いの注意点

こんな事に注意してね!

  • 温度管理に注意(43度以下にならないように!)
  • 食材が痛まないよう、優しく洗う
  • 洗い終わったら、水気はしっかりと切る
  • 50度だと素手では熱い場合は、ゴム手袋や菜箸などを使用する

それから、ミニトマトは冷蔵庫から出した直後に洗うと皮が剥けてヒビが入ってしまうので、常温の状態でやるといいですよ!

ひび割れたミニトマト
トマトが冷たいと、皮が薄いので破けてしまいます(T-T)

50度洗いをやってみた正直な感想

実際にやってみて、お肉は酸化した脂が取れて臭みが無くなりスッキリしました!人間同様、お風呂に入った後のようなさっぱり感があります(o^^o)
春菊も、戻り具合にびっくりしました!50度洗いをした春菊はサラダで食べたので、やって良かったと思います。

ただ、献立に使う全ての肉、魚、野菜をその都度50度洗いするのは時間がかかり少々面倒、、、。
なので、生で食べる葉物野菜や塊肉など、やりやすいものに絞ってやるのがいいと思いました!

ご興味のある方は、ぜひ「50度洗い」試してみてくださいね!

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